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ネズ●ーっぽい版Sleeping Beautyです
題名はちょっと音を当てただけで、名前は遊戯です


*女装あり
*総受け気味?
*闇表←海・・・何時もと同じだw

ネ●ミーの中でも眠れる森の美女、大好きだったんだ・・・
まさかネタにする日が来るとは・・・
もう十年以上見てないので、怪しい部分が多いのですが、
まぁお気にせず!
怪しい上に、改変甚だしいので、相変わらず跡形も無く・・・

サイレントマジシャンの名前は相変わらずセラエノで通しています。
他に思いつかないから・・・

全力で前編です。
むしろ、3分割かもしれません・・・
なのでまだ、フラグ以外何もありません

カテゴリーになやむ・・・


------追記------------------------

微修正しました。
といっても日付だけですが;

最近すっかり見ていないので、
誕生日当日だったのかどうか思い出せなかったのですが、
もう良くわからないので当日にしてしまおうと思い、
日付だけ交換しました。たぶん;;


----------------------------------






ここはドミノ公国、国王武藤双六の城は楽器を吹き鳴らす人や、
鮮やかな衣装の人々で賑わっていました。
そう、今日は双六王の初孫、武藤遊戯の生誕祭。
国中の人々がその姿を見ようと集まってきたのでした。

城内は大賑わい、ざわめく中、ラッパが鳴ると、
辺りが盛大な拍手に包まれ、
遊戯が母に抱かれ姿を現しました。

美しい細工を施されたゆりかごに寝かされて、
遊戯が眠ったまま、式が開かれました。
名を呼ばれ、招かれた人々が次々と遊戯に贈り物をします。

そして、

「イシュタール王国より、アテム・イシュタール様!」

4,5歳ほどの少年が宝石箱を持ち、ぶっきらぼうな様子でやって来ました。
イシュタール王国の上皇シモンと双六王は旧知の仲で、
双六の娘が子を宿し、信頼有る大賢者が「そのこは娘だ」と予言したその時に、
2人は互いの孫を婚約させたのです。

つまり、アテムと遊戯は許婚だったのです。

つまらぬ式典に呼び出され不服そうなアテムは、ゆりかごの中の遊戯に目をくれることも無く、
適当に贈り物を渡し、つき添っていたシモンは複雑な顔をしていました。

と、いうのも理由があるのですが、それはまた後で。

次に呼び出されたのは、3人の魔法使い。

「マハード、マナ、セラエノ。」

呼び出されると、まるで風に乗ってきたかのようにフワリと姿を現しました。
「このたびはおめでとうございます。」
とりあえずリーダーであるマハードが丁重に挨拶をし、2人も続きます。

「我々は、財宝など持って居りません、なので他の方とは違う贈り物をいたしましょう。」

そういうと、そっとゆりかごへ歩み寄り、
「遊戯様は、子どものように無垢に、可愛らしく育つでしょう。」
そう、ロッドを振りかざします。

次にマナが歩み寄り、可愛らしい寝顔を覗き込んでから、
「遊戯様は、世界でいっちばん、可愛らしい声で歌うに違いないです!」
そう、同じようにロッドをかざします。

そして3番目、セラエノが歩み出たその時。


閉じられていたドアが突然開き、
周囲の人々のざわめきなど意に介せず、1人の男がムダに長いコートをなびかせながら、
我が物顔でやって来ました。

「フン、俺を呼ばぬとは、いい度胸だな双六。」

「ほほ、これは海馬殿。」

海馬と呼ばれたムダに瀬の高い男は、
あまり動じない双六に腹を立てたらしく、
「俺自ら出向いてやったのだ。感謝することだな。」
そう、ドスドスと真ん中にやってくると、
一応礼を見せ、
「これはこれは、“ご子息”のご誕生、おめでとうございます。」
そう不敵な笑みを浮かべながらいってのけました。
居合わせた人々は恐れおののき、しかしざわめきます。
恐れた母は慌ててゆりかごに駆け寄り、その小さな遊戯を抱えあげます。

「海馬殿、やはりあなたが。」
「そうだ。双六、賢者が未来を見通し、それ通りに事が起きるなどつまらんではないか。」


そう、
遊戯は女だといわれていたのです。
だからこそイシュタールのアテムと結婚の話が持ち上がったというのに、
双六に恨みを持つ海馬はそれが気に食わなくて仕方が無かったので、
腹にいた遊戯を男に変えてしまったのです。

「いい気味だ。全ては貴様の業のせいだぞ、双六。お前の孫は自分の運命を嘆くだろう!」

そう一頻り高笑いをした後で、
「しかし幼き遊戯に罪は無い、俺もまた何か贈ってやろう。」
そういうなり、
母に抱かれた遊戯を指差し、


「16の誕生日、遊戯はパズルを解きあかし、そして、死ぬ。」


そう、呪いをかけたのです。

嘆く貴族の女たちの声にまた高笑いをして、
「貴様のせいで孫が死ぬのを待つがいい!」
と、言い残し姿を消してしまいました。


辺りには絶望が残っていました。


誕生を祝うこの場で、遊戯の余命は決められてしまったのです。
全ての人が落胆していました。
というのも、海馬瀬人は、凶悪な魔法使いで、
誰もそれに打ち勝てたことなど無いのですから。


しかし、その空気を読んで、
「私の贈り物はまだ済んでいません。」
セラエノが前に出ました。
諦めムードの双六と遊戯の母のことなど意に介さぬ様子で、
失望や落胆の色など見せずに、遊戯の元へ歩み寄り、

「遊戯様、あなたは決して海馬の呪いに屈しません。
16の誕生日、あなたの元に訪れるのは死ではなく、深い眠り。
そして本当に愛するものの口付けで、目を覚ますのです。」

それは気休めにしかならぬような言葉でした。
しかしセラエノは臆することなくロッドを振りかざしました。


一瞬にして葬式ムードになった式典の最後、
双六は命じます。



「ありとあらゆる全てのパズルを破棄し、燃やすのだ!今後16年間、パズルを作ってはならぬ!」



人が払われた城では、
何とか海馬の呪いから逃れられないものかと話し合いが行われました。
その結果、
魔法使い3人が森の奥でひっそりと遊戯を育て、
16歳の誕生日までその身と名を隠してはどうかとなりました。
母は別れを酷く寂しく思いましたが、遊戯の命には変えられません。

そう決まった翌日の真夜中に、魔法使い3人は森の奥の水車小屋へと、
遊戯をつれて立ち去ったのです。
魔法使いたちは、その正体を探られぬために、魔法を封じることにしました。




あれから、16年。






「紅葉、ちょっと頼みごとがあるんだが、」

マハードが一階からそう呼ぶと、
紅葉頭の少年が元気良く降りて来ます。

「マハード、何?」
「ちょっと森でイチゴを採ってきて欲しい。」
「またぁ?」
怪訝そうな顔をします。

「昨日採って来たじゃない。」
「マナが夜食で食べてしまったんだ。」
「ごめんなさーい。」
掃除をしていたマナが舌を出し謝ります。
マナのツマミ食いは常習的だったので、紅葉も納得がいってしまいました。
「急ぎの用なんだ、頼んでも?」
「わかった!」

そう、紅葉と呼ばれた少年は籠を取って、セラエノにストールをかけられて
「いってきまーす!」
元気良く挨拶をして飛び出していきました。


後姿を見送ると、
3人は顔を見合わせました。
「いよいよだな・・・。」
「早いですねー・・・あんなに小さかったのに。」
「さぁ戻ってくる前に支度をしなければ。」

それぞれ仕事につきます。

(※本来とは仕事を入れ替えています)



紅葉こと遊戯の誕生日は今日、
そう今日にはもう城へ行き、結婚することになっているのです。
それと同時に4人の生活も終わります。
「(私たち3人で祝ってあげられるのは、これが最後ですね)」
セラエノは不慣れでしたが、遊戯の為にケーキを焼きます。

一方、

「さぁマナ、ドレスを作らなければいけないのですが。」
「まさかお師匠様が作るんですか?ここは私に任せてください!」
「そうか。」
「はい!可愛いピンクのドレスを作ればいいんですね!わかります!」
「ピンク?紫ではないのか?」
「ピンクですよ。」
「遊戯様は確かに姫扱いだが、ピンクは・・・。」
「ピンクを着てた方が女の子っぽいじゃないですか!」


ドレス作りの前に、ドレスの色で論争が始まりました。

しかし、その最中、漸く気づいたのです。


「マナ、ドレスなど作れるのか?」



型紙も無いのに無理な話です。


「ここは魔法でぱーっと!」
「しかし、」
何の為に魔法を使わず16年耐えてきたというのでしょうか。
ですが、用意しないわけには行きません。
「仕方が無い・・・ばれぬように家の隙間という隙間を目張りして、
さっさと終えるとしよう。」

ルールには厳格なセラエノも、黒くなったスポンジケーキを見て、
大人しくロッドを握ったのでした。




 † † †




「何故見つからんのだ!!」


某城では瀬人の罵声が響き渡っていました。
「申し訳ありません瀬人様。それがさっぱり見つからないのです。」
「いや、いるに決まっている!マトモに探したのだろな!」

双六がパズルというパズルを焼いてしまったために、
瀬人は直々にパズルを渡さなければいけなくなりました。
だというのに、遊戯の居場所がさっぱり掴めないでいたのです。

「国中、いえ隣国も調べつくしました、しかし遊戯という少女は1人も見かけておりません。」


部下の言葉に瀬人はめまいを覚えます。

「貴様等は、女を捜していたというのか・・・?下らん!バカ共め!」

遊戯は瀬人が男にしたのですから。
怒鳴り散らされ部下たちがクモの仔の様に逃げ出した後で、
瀬人は腹心のモクバを呼び出しました。
「モクバ、命令だ。遊戯を今すぐに探し出せ。」
「見つかってないの?」
「ああ。いいか、モクバ、遊戯は奇妙な髪をしているはずだ。
そして女とも男ともつかぬように育てられているはず・・・。」
「わかった!オレ、探してくるぜ!」

そう、モクバが飛び出していくのを瀬人は満足そうに見送ります。
「モクバならば、見つけ出すはずだ。」
そう確信するとともに、何時もの如く腹から笑いがこみ上げてきて、
奇妙な城には瀬人の高笑いが響き渡りました。



+++++++++


つづくよ!(本気か?)



しっかりした後書きは、完結してからにしますが、
これと同時に、サイトの最後にあげたリクを書いていたんです
お陰で、こっちの口調で書くのが癖になり、リクの方が語り口調になってしまって
「この内容でこの口調はだめだろw」とか、1人で爆笑した真夜中の3時・・・

深夜のテンションは恐ろしいものがあります

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