正規ED
※注意※
しんでれら(前編)に追記をしました
そちらを先に読まれてから、
お読みになることをオススメします
+追記+
色々語尾・脱字等修正
語り口調のはずが、普通になってました('A`)
見つけていただいた誤字も治っているはずです;;;
-----------------
今までの「しんでれら」
⇒しんでれら(前)※前提※
分岐(後編)
→邪道ED(海表)
→誘拐ED(バク表)
→策略ED(獏表)
※注意※
しんでれら(前編)に追記をしました
そちらを先に読まれてから、
お読みになることをオススメします
+追記+
色々語尾・脱字等修正
語り口調のはずが、普通になってました('A`)
見つけていただいた誤字も治っているはずです;;;
-----------------
今までの「しんでれら」
⇒しんでれら(前)※前提※
分岐(後編)
→邪道ED(海表)
→誘拐ED(バク表)
→策略ED(獏表)
「え・・・か、勝っちゃった・・・!?」
「ああ。俺の負けだ。」
フィールドにはサイレント・ソードマンの勇姿がありました。
「俺のブラックマジシャンを破るとは・・・驚いたな。」
「え、でも、ボクも何とか魔防壁のカードが引けたから勝てただけで、
本当にギリギリだったし・・・やっぱり皇子様は強いや・・・。」
「ホメ言葉と受け取って良いのか?」
負けず嫌いといわれるアテムが楽しそうに笑っているのは何か違和感があるも、
遊戯もぎこちなく笑います。
アテムは遊戯を近くのベンチへいざなって、そっと腰を下ろし、
遊戯にも座るよう指示したので、
それを拒否することも出来ずに硬直したまま座ってみます。
「だが、ガンドラとは意外だったな。」
「あ、これは・・・人から貰って・・・。」
「そうか。」
さっきから妙な視線を感じて、遊戯はずっと俯いていたのですが、、
そっと顎を指で持ち上げられて、強制的にアテムと目が合わされ。
どう反応することも出来ずに、遊戯もまたアテムの顔を見ていましたが、
いやはや整っていて、コチラが恥ずかしくなります。
赤い瞳は恐れ多くて覗けなかったものの、
僅かに笑う口元に目が奪われてしまいました。
「綺麗な瞳だ。」
「いえ、そ、そんなこと無いです。」
「そんなに緊張することもないだろう?」
「だって、そんな・・・ボクは・・・。」
「ボク、とは珍しいな。人に言われないのか?」
「え?」
別に遊戯がボクと自称するのは何もおかしいことなどないはずなのに、と思った瞬間に、
この事態をとうとう理解が出来たのです。
アテムはすっかり遊戯を女だと思っていました。
しかも、今日はアテムの嫁探しだったのですから、
来る者の多くはその座を狙っていると思われても仕方がありません。
ですが、遊戯はなんたって男の子ですから、
「ボク、そんなつもりじゃないんです!!」
「どうした?」
告げたらどんな顔をされるのかと思えば恐ろしかったものですが、
告げないと後が怖いのも解っていました。
「いや、ですから、あの、ボク・・・男なんです・・。」
「男?」
何故疑問符が付いているのでしょうか。
遊戯は兎に角解って貰うのに必死です。
「男ですよ!!どう見ても男じゃないですか!!
・・・ここじゃ、暗くてよく見えないかもしれないですけど・・・。
あの、皇子様と決闘がしたくって、着ていく服がないし諦めようって思ってたら、
良くわからない人が“これを着ろ”って、それがこれで・・・。」
「うわ言を。こんなに可愛い男が居るものか。」
「可愛いとか・・・皇子様、目が悪いのですか?」
「いや?可愛いのは事実だ。冗談でもない。」
理解して貰えないのでは、逃げるほかありません。
遊戯は立ち上がろうとしましたが、
皇子はそれを許さず、その手をとったままです。
「ですから、」
「構わん。」
「ふぇ?」
「男でも一向に構わないと言っている。」
「・・・(決闘で疲れてるのかな・・・。)」
「俺は本気だ。」
「だ、だって・・・。」
「何、王位など禅譲にすればいい話だ。俺はお前が気に入った。
俺では不満か?」
「不満だ何て、そんな・・・。」
ぐっと引き寄せられ、あの端整な顔がすぐそこに見えます。
月の光に照らされるその顔は、とても美しく、
赤い瞳に見入ってしまいます。
「拒まないのであれば、俺は限りなく好意的な解釈をするつもりだ。」
「あ・・・。」
肩に腕を回されて、息がかかりそうなほどの距離で、
思わずその身を委ねてしまいそうになった時。
ゴーン、ゴーン
と、
そう、無情にも鐘がなりました。
「あ、12時!?」
「そうだが、どうかしたのか?」
「ボク、帰らなきゃ!(ドレス代請求されちゃう!)」
「待て、待ってくれ。」
遊戯はアテムの腕を惜しくも振りほどいて、
なれぬヒールで転ばぬよう丁重に脱いでから、
階段を駆け下りました。
「ごめんなさい・・・。今日は、楽しかった・・・。」
振り返る遊戯は可愛らしさと共に美しさや神聖さも秘めていて、
思わず息を呑んでしまったのですが、
それで遅れを取ってしまいました。
「待て、名前は・・!!」
遊戯を追いかけようとした時、
ヒラリと何かが舞ったのに目がいってしまって、
遊戯を追いかけ損なってしまいました。
紅いドレスは月に照らされたまま、
やってきた馬車に消えてしまい、
それと同時に、
淡い時は終わりを告げたのです。
「一体、誰だったんだ・・・。」
アテムは遊戯の落としたものを拾い上げると、それは、
「破壊竜、ガンドラ・・・。」
遊戯が切り札として使ったカード。
ただ、それだけが、2人をつなぐものでした。
「ねぇ、皇子様、結婚相手をお決めになるらしいわよ!」
遊戯の邸もその話題で持ちきりで、
それだけで憂鬱になってしまいます。
あと、一分でも早く決闘が終わっていたら、
自分はあの人と・・・
呆けているとすぐにそんなことが頭をよぎって、
ブンブンとそれを吹き飛ばすほかありません。
思い出すたびに複雑な心境になる自分が情けなくって、
それを払拭するように、
自分がひっくり返したバケツの後片付けをし、
床を拭くくらいしか出来ませんでした。
馬蹄の音が聞こえて、
どうやら城からの使者が来たようです。
「お宅に決闘者はいらっしゃいませんか?」
「決闘者・・・?」
決闘者ではないものでも、決闘者です、というのでしょう。
なぜなら、解っているのです、
使者は皇子の見初めた相手を探しているのだと。
「デッキを見せていただけますか?」
「これをどうぞ!」
姉たちは元気良くデッキを出しますが、
使者は好ましい顔をしません。
「この家にほかに決闘者は居ませんか?」
「あとは男しか居ないわ?」
「男でも結構です。全ての決闘者を調べるようにとのご命令です。」
姉たちは渋々遊戯を呼び出し、
遊戯はデッキを持って玄関に現れました。
「デッキを拝見させていただきます。」
「はい・・・。」
一枚一枚確認する使者は、最後まで見終わるとつげるのです。
「デッキは39枚しかありませんが。」
「えええ!?」
使者の手からデッキを戻されると、
遊戯は慌てて確認をします。
決定的な一枚がありません。
「ガンドラが、ガンドラが入ってない!!」
折角、貰ったのに・・・。
「その、無くしたガンドラとは、このことか・・・?」
馬車の中からすっと腕が伸びてきて、
その指にはガンドラが。
「そ、それは・・・。」
「見つけたぜ、やっと・・・。」
馬車の中から、そのガンドラを手にしたまま現れたのは、
紛れも無く皇子アテム。
「見間違うことなんか無い。」
「あ、あ、それは・・・。」
「皇子、間違いはありませんか?」
「ああ。」
「では、早速城へ。」
「え、ちょ、ちょっとま」
「もう待たない。」
遊戯はそのまま馬車へ連れ込まれ、有無も言わせずに城へと発ってしまいました。
「本当に男だったとは、驚きだな。」
「そういったじゃないですか!!」
「ドレスが余りにも似合いすぎていたんだろう。またいくらでも着せてやるぜ。」
「そ、そんな、ボクは女装癖なんかないです!!それに、男なのに・・・。」
「俺のことは嫌いじゃないんだろう?昨日は、拒まなかったしな。」
昨日の様に肩を抱いて、引き寄せると、
闇で見えなかった染まった頬を愛おしく思いながら、
恥じる相手のことなどお構い無しに、
鐘で制された続きを。
遊戯はその後、アテムと共に幸せに暮らしましたとさ。
めでたしめでたし。
------------------------
後書きとか、いらないよね・・・(無駄に疲弊)
「ああ。俺の負けだ。」
フィールドにはサイレント・ソードマンの勇姿がありました。
「俺のブラックマジシャンを破るとは・・・驚いたな。」
「え、でも、ボクも何とか魔防壁のカードが引けたから勝てただけで、
本当にギリギリだったし・・・やっぱり皇子様は強いや・・・。」
「ホメ言葉と受け取って良いのか?」
負けず嫌いといわれるアテムが楽しそうに笑っているのは何か違和感があるも、
遊戯もぎこちなく笑います。
アテムは遊戯を近くのベンチへいざなって、そっと腰を下ろし、
遊戯にも座るよう指示したので、
それを拒否することも出来ずに硬直したまま座ってみます。
「だが、ガンドラとは意外だったな。」
「あ、これは・・・人から貰って・・・。」
「そうか。」
さっきから妙な視線を感じて、遊戯はずっと俯いていたのですが、、
そっと顎を指で持ち上げられて、強制的にアテムと目が合わされ。
どう反応することも出来ずに、遊戯もまたアテムの顔を見ていましたが、
いやはや整っていて、コチラが恥ずかしくなります。
赤い瞳は恐れ多くて覗けなかったものの、
僅かに笑う口元に目が奪われてしまいました。
「綺麗な瞳だ。」
「いえ、そ、そんなこと無いです。」
「そんなに緊張することもないだろう?」
「だって、そんな・・・ボクは・・・。」
「ボク、とは珍しいな。人に言われないのか?」
「え?」
別に遊戯がボクと自称するのは何もおかしいことなどないはずなのに、と思った瞬間に、
この事態をとうとう理解が出来たのです。
アテムはすっかり遊戯を女だと思っていました。
しかも、今日はアテムの嫁探しだったのですから、
来る者の多くはその座を狙っていると思われても仕方がありません。
ですが、遊戯はなんたって男の子ですから、
「ボク、そんなつもりじゃないんです!!」
「どうした?」
告げたらどんな顔をされるのかと思えば恐ろしかったものですが、
告げないと後が怖いのも解っていました。
「いや、ですから、あの、ボク・・・男なんです・・。」
「男?」
何故疑問符が付いているのでしょうか。
遊戯は兎に角解って貰うのに必死です。
「男ですよ!!どう見ても男じゃないですか!!
・・・ここじゃ、暗くてよく見えないかもしれないですけど・・・。
あの、皇子様と決闘がしたくって、着ていく服がないし諦めようって思ってたら、
良くわからない人が“これを着ろ”って、それがこれで・・・。」
「うわ言を。こんなに可愛い男が居るものか。」
「可愛いとか・・・皇子様、目が悪いのですか?」
「いや?可愛いのは事実だ。冗談でもない。」
理解して貰えないのでは、逃げるほかありません。
遊戯は立ち上がろうとしましたが、
皇子はそれを許さず、その手をとったままです。
「ですから、」
「構わん。」
「ふぇ?」
「男でも一向に構わないと言っている。」
「・・・(決闘で疲れてるのかな・・・。)」
「俺は本気だ。」
「だ、だって・・・。」
「何、王位など禅譲にすればいい話だ。俺はお前が気に入った。
俺では不満か?」
「不満だ何て、そんな・・・。」
ぐっと引き寄せられ、あの端整な顔がすぐそこに見えます。
月の光に照らされるその顔は、とても美しく、
赤い瞳に見入ってしまいます。
「拒まないのであれば、俺は限りなく好意的な解釈をするつもりだ。」
「あ・・・。」
肩に腕を回されて、息がかかりそうなほどの距離で、
思わずその身を委ねてしまいそうになった時。
ゴーン、ゴーン
と、
そう、無情にも鐘がなりました。
「あ、12時!?」
「そうだが、どうかしたのか?」
「ボク、帰らなきゃ!(ドレス代請求されちゃう!)」
「待て、待ってくれ。」
遊戯はアテムの腕を惜しくも振りほどいて、
なれぬヒールで転ばぬよう丁重に脱いでから、
階段を駆け下りました。
「ごめんなさい・・・。今日は、楽しかった・・・。」
振り返る遊戯は可愛らしさと共に美しさや神聖さも秘めていて、
思わず息を呑んでしまったのですが、
それで遅れを取ってしまいました。
「待て、名前は・・!!」
遊戯を追いかけようとした時、
ヒラリと何かが舞ったのに目がいってしまって、
遊戯を追いかけ損なってしまいました。
紅いドレスは月に照らされたまま、
やってきた馬車に消えてしまい、
それと同時に、
淡い時は終わりを告げたのです。
「一体、誰だったんだ・・・。」
アテムは遊戯の落としたものを拾い上げると、それは、
「破壊竜、ガンドラ・・・。」
遊戯が切り札として使ったカード。
ただ、それだけが、2人をつなぐものでした。
「ねぇ、皇子様、結婚相手をお決めになるらしいわよ!」
遊戯の邸もその話題で持ちきりで、
それだけで憂鬱になってしまいます。
あと、一分でも早く決闘が終わっていたら、
自分はあの人と・・・
呆けているとすぐにそんなことが頭をよぎって、
ブンブンとそれを吹き飛ばすほかありません。
思い出すたびに複雑な心境になる自分が情けなくって、
それを払拭するように、
自分がひっくり返したバケツの後片付けをし、
床を拭くくらいしか出来ませんでした。
馬蹄の音が聞こえて、
どうやら城からの使者が来たようです。
「お宅に決闘者はいらっしゃいませんか?」
「決闘者・・・?」
決闘者ではないものでも、決闘者です、というのでしょう。
なぜなら、解っているのです、
使者は皇子の見初めた相手を探しているのだと。
「デッキを見せていただけますか?」
「これをどうぞ!」
姉たちは元気良くデッキを出しますが、
使者は好ましい顔をしません。
「この家にほかに決闘者は居ませんか?」
「あとは男しか居ないわ?」
「男でも結構です。全ての決闘者を調べるようにとのご命令です。」
姉たちは渋々遊戯を呼び出し、
遊戯はデッキを持って玄関に現れました。
「デッキを拝見させていただきます。」
「はい・・・。」
一枚一枚確認する使者は、最後まで見終わるとつげるのです。
「デッキは39枚しかありませんが。」
「えええ!?」
使者の手からデッキを戻されると、
遊戯は慌てて確認をします。
決定的な一枚がありません。
「ガンドラが、ガンドラが入ってない!!」
折角、貰ったのに・・・。
「その、無くしたガンドラとは、このことか・・・?」
馬車の中からすっと腕が伸びてきて、
その指にはガンドラが。
「そ、それは・・・。」
「見つけたぜ、やっと・・・。」
馬車の中から、そのガンドラを手にしたまま現れたのは、
紛れも無く皇子アテム。
「見間違うことなんか無い。」
「あ、あ、それは・・・。」
「皇子、間違いはありませんか?」
「ああ。」
「では、早速城へ。」
「え、ちょ、ちょっとま」
「もう待たない。」
遊戯はそのまま馬車へ連れ込まれ、有無も言わせずに城へと発ってしまいました。
「本当に男だったとは、驚きだな。」
「そういったじゃないですか!!」
「ドレスが余りにも似合いすぎていたんだろう。またいくらでも着せてやるぜ。」
「そ、そんな、ボクは女装癖なんかないです!!それに、男なのに・・・。」
「俺のことは嫌いじゃないんだろう?昨日は、拒まなかったしな。」
昨日の様に肩を抱いて、引き寄せると、
闇で見えなかった染まった頬を愛おしく思いながら、
恥じる相手のことなどお構い無しに、
鐘で制された続きを。
遊戯はその後、アテムと共に幸せに暮らしましたとさ。
めでたしめでたし。
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